昔の長距離バス(座席指定特急編) 

旧・MonoPage(掲示板)の過去ログから。
なお,投稿者の敬称は省略。

昔の長距離特急バスシリーズ(座席指定特急.その1) 投稿者:六弦空間バス応援団
 投稿日:99年11月9日<火>

路線バスが全盛時代であった昭和40年代には,今の高速バスを彷佛させる様な色々な長距離の路線バスが走っていました。
特急・急行として相手方との相互乗入れ方式で,一部の市内のバス停は乗降制限が設けられる等まさに今の高速バスと同じ運行形態でした。

その中でも特に「座席指定特急」なる路線が有って,座席指定制を採用し運賃の他に指定券30円が必要でした。
2週間前から予約受付し(多分サービスセンターか何か)回数券・定期券の乗車は不可と言うこれまた今と同じスタイルの物でした。

手元の昭和44年頃の(表紙が破れていて特定不可能)西鉄時刻表を元にシリーズで御紹介したいと思います。

北九州-小月-秋芳洞<あきよし号>(西鉄・サンデン:運賃400円)

黒崎BC 秋 芳 洞 黒崎BC
 0804 1034 1320 1549
 0844 1114 1420 1649
 0934 1204 1530 1759
 1004 1234 1630 1859

初便と最終便は冬期(12.1.2月)運休

(停留所)穴生-黒崎BC-八幡中央町-到津遊園-小倉平和通-門司桟橋通-門司東本町 -前八幡-小月局前-湯谷温泉-美祢市役所前-秋芳洞

福岡-久留米-山鹿-熊本<ひのくに号>(西鉄・産交:運賃470円)

福岡 熊本 熊本 福岡
0730 1044 0740 1051
0930 1244 0840 1151
1130 1444 1130 1441
1330 1644 1230 1541
1630 1944 1430 1741
1730 2044 1630 1941

(停留所)福岡BC-中州*-呉服町*-福岡交通C-西鉄久留米-福島-山鹿-市役所*-熊本交通C

北九州-別府-九重高原<やまなみ号>(西鉄・亀の井・大交:運賃950円)

黒崎BC 牧の戸温泉 黒崎BC
 0732 1253 1059 1617
 0947 1508 1359 1917
 1232 1753 1529 2047

(停留所)穴生-黒崎BC-八幡中央町-小倉平和通-行橋駅通-中津 -四日市-宇佐八幡-日出(堀)-亀川駅前-別府北浜-別府浜町待合所 -ロープウェイ-城島高原-湯布院営業所-小田の池-ハイランドホテル -九重登山口-九重西鉄ホテル-牧の戸温泉

北九州-中津-大分<つるみ号>(西鉄・大交:運賃630円)

黒崎発0700〜1800 大分駅前着1102〜2202
大分駅前発0635〜1735 黒崎着1036〜2136まで1時間ヘッド

(停留所)*穴生-別府浜町までは上と同じ
-高崎山-竹町-大分駅前

福岡-中津-大分<いでゆ号>(西鉄・大交:運賃800円)

福岡BC発0730〜1730(1130を除く) 大分駅前着1227〜2227
大分駅前発0705〜1705(1305を除く) 福岡天神着1159〜2159

(停留所) 福岡BC-呉服町-飯塚BC-後藤寺-行橋駅通-*以下つるみ号と同じ

いでゆ号 投稿者:筑豊特急 投稿日:99年11月11日<木>
私は20代ですが「いでゆ号」はよ〜く記憶に残っています。

大分交通の車両って,西鉄便とボデーが違っていたはずです。(当然西工ですが)

Re.いでゆ号 投稿者:六弦空間バス応援団投稿日:99年11月12日<金>
大分交通=カマボコの前のタイプのやつも走っていたような気が・・・。
私はカマボコの斜めメトロ窓の車の記憶が強いです。
大体大分交通はあの頃は「斜めメトロ」が大好きだった様で好んで(他のボディーでも)導入していました。カマボコの後部の角度とピッタリ合っていて,カッコ良かったですね。
黄色に緑のラインも似合っていたし・・・。

西鉄=こっちもカマボコでしたよね。
途中から「元祖お見合いシート」なる,ボックス席装備の車(たぶん新車)が登場しました。一度だけ後藤寺のBCで出会っただけですから半分推測モードで,後部のタイヤハウスの出っ張りを長距離乗車に考慮して反対に向けたものでしょう。
それとも,当時は国鉄の急行電車もボックス席でしたからバスでもということだったのかな?
今と違って,自家用車の余り走ってない時代だったので,「家族・グループ向け」と言った内容で西鉄ニュースに紹介されていた記憶があります。

昔の長距離特急バスシリーズ(座席指定特急.その2) 投稿者:六弦空間バス応援団
 投稿日:99年11月19日<金>
福岡-日田-別府<ゆふ号>(西鉄・日田・亀の井:運賃790円)

福岡 別府 別府 福岡
0800 1302 1000 1458
1100 1602 1230 1728
1600 2102 1500 1958
(停留所)福岡BC-福岡交通C-二日市-甘木-原鶴-杷木-日田-中川駅前-天ケ瀬駅前-塚脇-中村駅前-湯布院営業所-城島高原-別府ロープウェイ前-鉄輪海地獄前-別府北浜福岡→別府 別府→福岡

福岡-日田-九重高原<くじう号>(西鉄・日田:運賃620円)

福岡 牧の戸 牧の戸 福岡
0630 1110*   0730 1201
0730 1210   0830 1301
0900 1340   1210 1641*
1030 1510*   1400 1831
1330 1810   1500 1931
1430 1910   1630 2101*
(*は冬期(11-3月)運休)

(停留所)福岡-中村間はゆふ号と同じ-飯田局前-九重登山口 -九重西鉄ホテル-牧の戸温泉

久留米-日田-別府<きじま号>(西鉄・日田・亀の井:運賃640円)

久留米 日田 別府 別府 日田 久留米
 0730 0904 1203 ---- 0830 0959
 1030 1204 1503 0930 1234 1403
 1500 1634 1933 1400 1704 1833
 1630 1929 ----

(停留所)国鉄久留米-西鉄久留米-田主丸中央-吉井-千足-日田温泉会館前-日田
以下ゆふ号と同じ

佐賀-久留米-九重高原<はんだ号>(会社記載無し:運賃620円)

佐賀 天ケ瀬駅前 牧の戸温泉 牧の戸温泉 天ケ瀬駅前 佐賀
0620  0923   1122*      ----   1458   1801※
0830  1133   1332      1320   1514   1817*
1000  1303※  ----      1530   1724   2027
(*冬期(11-3月)運休,※冬期のみ)

(停留所)佐賀駅前-片田江-神崎協和町-目達原-以下きじま・くじう号を参照

福岡-佐賀-嬉野-長崎<九州号>(九州急行:運賃620円)

福岡発0700〜1時間ヘッド〜1700 長崎着1128〜2128
長崎発も同時刻,福岡着時刻は毎時25分

(停留所)福岡BC-福岡交通C-二日市-鳥栖-目達原-神崎駅通-佐賀片田江-
肥前山口駅前-武雄駅前-嬉野-大村-諫早-昭和町-長崎駅前(長崎行中央橋でも下車可)

以上が当時の座席指定特急です。

Re.九州号 投稿者: 投稿日:99年11月20日<土>
> (停留所)福岡BC-福岡交通C-二日市-鳥栖-目達原-神崎駅通-佐賀片田江
> -肥前山口駅前-武雄駅前-嬉野-大村-諫早-昭和町-長崎駅前(長崎行中央橋でも下車可)

九州号は,昭和50年代半ばに乗ったことがあります。
そのときは,上記停留所の他に雑餉隈(場所失念),鳥栖の競馬場前にも停まっていました。

レス 投稿者:六弦空間バス応援団 投稿日:99年11月20日<土>
> 九州号は,昭和50年代半ばに乗ったことがあります。
> そのときは,上記停留所の他に雑餉隈(場所失念),鳥栖の競馬場前にも停まっていました。

雑餉隈は南本町と書いてあります。
そのまま鳥栖〜筑紫野道路を通っていたみたいです。次も二日市温泉入口となっています。

佐賀競馬場前はレースの開催日だけ佐世保や佐賀行と共に臨時停車していたと聞いています。

ちなみにこの頃は何故か,九州号=前述の筑紫野有料道路,日田・杖立線=一般道(二日市停車)で,佐賀・熊本は高速道路,佐世保は時刻掲載無しで,BCの発車時刻表にのみ顔出ししてます。
そういや,日田方面も高速に載せ替えた時に日田バスだけは暫く一般道を走っていました。

昔の長距離特急バスシリーズ(共同運行路線) 投稿者:六弦空間バス応援団
 投稿日:99年11月19日<金>
座席指定券は必要無いらしい(記載無し)共同運行路線が有りました。
*の部分は推定。

福岡−佐世保<させぼ号>
(西鉄・西肥= 4往復)

久留米−佐世保<さいかい号> *
(祐徳*1往復;他に佐賀-佐世保3往復)
「準指定」の表記(全く解らん)入り

福岡−久留米−山鹿−熊本
(急行=6往復)

福岡−黒崎−宇部−山口 *
(関門急行バス)

Re.さいかい号 投稿者: 投稿日:99年11月20日<土>
> 久留米-佐世保<さいかい号>*
> (祐徳*1往復;他に佐賀-佐世保3往復)

近い昔まで,武雄温泉(?)−佐賀駅BC-神埼−西鉄久留米で祐徳バスが走ってましたが,それってその名残だったのかなっ?

昔の長距離特急バスシリーズ(座席指定補完路線) 投稿者:六弦空間バス応援団
 投稿日:99年11月19日<金>
基本的に西鉄のエリア内だけで完結する長距離タイプの路線(=今の「県内高速バス」のノリ)が結構ありました。
停留所はいちいち書くのが面倒臭いのでパスしますが,座席指定が町の中心のBCや駅前のみの停車だったのが,その前後の比較的に乗降の多い停留所や,中位の大きさの町とか村の停留所も設定してあります。
当時の記憶から,座席指定の路線は必ずしも福岡や久留米等が担当していなかったと思われますので,その「入・出庫」も兼ねていたかもしれません。

福岡−田川−中津
6往復

福岡−小倉−門司
6往復

福岡−小倉−中津
5往復

佐賀−久留米−原鶴
4往復

佐賀−久留米−杖立
佐賀−杖立:2往復,久留米−杖立:1往復

福岡−日田−杖立
福岡−日田:5往復,福岡−杖立:6往復
日田バスと共同運行

以上
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